池上線の戸越銀座駅が「木になる」…東急電鉄、開業90周年でリニューアル

鉄道 企業動向
木の屋根が整備された戸越銀座駅。12月11日に工事完了の記念式典が行われる。
木の屋根が整備された戸越銀座駅。12月11日に工事完了の記念式典が行われる。 全 2 枚 拡大写真
東京急行電鉄(東急)は11月25日、池上線戸越銀座駅(東京都品川区)のリニューアル工事が12月11日に完了すると発表した。これに伴い記念式典が同日行われる。

発表によると、多摩産の木材を約120立方m使用し、駅舎の内装やホームの上屋を改修した。上屋はホーム全体にかかるよう従来の上屋より拡大。木製ベンチも設置した。

戸越銀座駅は1927年8月28日に開業。東急は駅の利用者や沿線住民の意見を参考に、「開業から約90年の年月を刻んだ戸越銀座駅の木造駅舎の趣や想い」を継承するため木材を使ったリニューアルを実施したという。

リニューアルに際しては、東京都の「森林・林業再生基盤づくり交付金事業」の補助を受けた。都内の鉄道施設で同事業が適用されるのはこれが初めてだ。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  4. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る