池上線の戸越銀座駅が「木になる」…東急電鉄、開業90周年でリニューアル

鉄道 企業動向
木の屋根が整備された戸越銀座駅。12月11日に工事完了の記念式典が行われる。
木の屋根が整備された戸越銀座駅。12月11日に工事完了の記念式典が行われる。 全 2 枚 拡大写真

東京急行電鉄(東急)は11月25日、池上線戸越銀座駅(東京都品川区)のリニューアル工事が12月11日に完了すると発表した。これに伴い記念式典が同日行われる。

発表によると、多摩産の木材を約120立方m使用し、駅舎の内装やホームの上屋を改修した。上屋はホーム全体にかかるよう従来の上屋より拡大。木製ベンチも設置した。

戸越銀座駅は1927年8月28日に開業。東急は駅の利用者や沿線住民の意見を参考に、「開業から約90年の年月を刻んだ戸越銀座駅の木造駅舎の趣や想い」を継承するため木材を使ったリニューアルを実施したという。

リニューアルに際しては、東京都の「森林・林業再生基盤づくり交付金事業」の補助を受けた。都内の鉄道施設で同事業が適用されるのはこれが初めてだ。

《草町義和》

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