VW ゴルフ のPHV、GTE …欧州で改良新型

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フォルクスワーゲン ゴルフ GTE 改良新型
フォルクスワーゲン ゴルフ GTE 改良新型 全 6 枚 拡大写真

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは11月中旬、『ゴルフGTE』の改良新型モデルを欧州で発表した。

ゴルフGTEは、『ゴルフ』のプラグインハイブリッド車(PHV)。PHVパワートレインは、エンジンが直噴1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」。最大出力150psを発生する。モーターは、最大出力102ps。システム全体では、204psのパワーと、35.7kgmのトルクを引き出す。トランスミッションは、専用開発の6速DSG。動力性能は、0-100km/h加速7.6秒、最高速217km/h。

二次電池は、蓄電容量8.8kWhの水冷リチウムイオンバッテリー。EVモードでは、最高速130km/hで、最大50kmを走行可能。ガソリンエンジンと合わせた最大航続可能距離は、940km。バッテリーの充電は、およそ2時間30分で完了する。

優れた環境性能は、PHVのゴルフ GTEならでは。EVモードの効果もあって、欧州複合モード燃費は65.5km/リットル、CO2排出量35g/kmを実現した。

今回、フォルクスワーゲンは、デビューからおよそ4年が経過した現行ゴルフシリーズに、初の大幅改良を実施。ゴルフGTEもフェイスリフトを受け、新デザインのフロントバンパーやデイタイムランニングライトを組み込んだヘッドライトを採用。従来のキセノンは、フルLEDに変更する。GTEのフロントグリルは、ブルーのアクセント入り。リアは、フルLEDテールランプとバンパーが新しい。

室内は、ドライバー正面のメーターを、デジタル方式の「アクティブ・インフォ・ディスプレイ」に変更。12.3インチのディスプレイには、速度やエンジン回転数だけでなく、ナビ画面も表示できる。また、ダッシュボード中央のモニターも、従来の6.5インチから、クラス最大級の9.2インチの新デザインに変更。ジェスチャーコントロールにも対応している。

《森脇稔》

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