日産 セレナ が東京都のユニバーサルデザインタクシー第1号に

自動車 ニューモデル 新型車
UDタクシー出発式 《撮影 池原照雄》
UDタクシー出発式 《撮影 池原照雄》 全 3 枚 拡大写真

日産自動車は12月2日、東京都が2016年度から普及の助成を始めた「ユニバーサルデザイン(UD)タクシー」に『セレナ』のタクシー仕様車が第1号車として認定されたと発表した。

同日、都内でタクシー会社や東京都、国土交通省の関係者らが出席し、初認定された3台の出発式を行った。このセレナは、日産が「ライフケアビークル」と呼んでいる福祉車両で、車椅子のまま乗降できる。「S-ハイブリッド」仕様であり、環境性能も良い。

東京都は2020年のオリンピック、パラリンピックの開催に向け、環境性能を併せもつUDタクシーや、電気自動車(EV)およびプラグインハイブリッド(PHV)による環境対応タクシーの普及を推進する事業を16年度から5年間行い、1万台の普及を目指す。この事業ではタクシー事業者に対し最高で60万円の補助金が都から支給される。

UDタクシー自体は国土交通省が12年度に仕様を定めて、認定制度を導入してきた。日産は同年度に『NV200』タクシーで国交省の認定第1号も得ている。同日のセレモニーで日産の石井裕晶理事は「20年に向けてワゴン車のタクシーのニーズは間違いなく高まる。今後も皆さまにやさしいUDタクシーの普及に、万全を尽くしたい」とあいさつした。

《池原照雄》

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