アウディ、中国にEVを積極投入…今後5年間に5車種

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アウディA6L e-トロン(参考画像)
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ドイツの高級車メーカー、アウディは11月下旬、中国合弁パートナーの第一汽車(FAW)との間で、今後5年間に中国市場へ電動パワートレイン車の「e-トロン」5車種を投入することで合意した、と発表した。

アウディは2014 年4月、中国合弁パートナーの第一汽車との間で、中国専用のプラグインハイブリッド車(PHV)の生産・販売に関して提携すると発表。その提携の成果を生かして開発されたのが、『A6L e-トロン』。中国で現地生産され、中国市場に投入された。

A6L e-トロンは、中国高級車市場で人気の高い「A6」のロングホイールベース車、「A6L」がベースのPHV。PHVパワートレインのエンジンは、2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TFSI」。最大出力211hp、最大トルク35.7kgmを引き出す。

モーターは、最大出力124hp、最大トルク22.4kgm。エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、245hpのパワーと、51kgmのトルクを獲得する。0-100km/h加速は8.4秒、最高速は210km/h(リミッター作動)。

二次電池は、蓄電容量14.1kWhのリチウムイオンバッテリー。EVモードでは、最大50kmをゼロエミッション走行できる。この効果もあり、45.5km/リットルの燃費と52g/kmのCO2排出量を達成した。

今回アウディは、A6L e-トロンに続くe-トロン5車種を、今後5年間に中国市場へ投入することで合意。そのうちの1車種はEV。アウディは、「1回の充電で、最大500km以上を走行できる」と、自信を示している。

《森脇稔》

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