【トヨタWRC】ヤリス WRC、2017年シーズン用マシンを初公開

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トヨタ・ヤリスWRC
トヨタ・ヤリスWRC 全 4 枚 拡大写真

トヨタGAZOO Racingは12月13日、2017年のFIA世界ラリー選手権(WRC)の参戦マシン、『ヤリスWRC』を初公開した。

WRC開幕戦の「ラリーモンテカルロ」を1か月先に控え、チームは開幕戦から万全の体制で挑むために、数千時間に及ぶ開発とテスト走行に一丸となって取り組んできた。今まさに、準備の最終段階を迎えている。

ヤリスWRCは、2017年シーズンのFIA技術規定に準拠。新世代のワールドラリーカーとして、来たるシーズンにおけるラリー競技のトップカテゴリーに新たな次元の走りをもたらすべく開発された。

直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力380ps以上を発生。同規定により設計の自由度が増したおかげで、空力面で優れた水準を達成した。設計・開発には、トム・フォウラー、サイモン・キャリアー、ミッコ・ルオホら、経験豊富なエンジニアチームが携わる。

チームを率いるトミ・マキネン代表は、「ヤリスWRCは、信じられないほどのポテンシャルを持つ、優れた設計の車。新規定により、開発の自由度が大幅に高まっている。まだ、すべてのポテンシャルを引き出せているわけではないが、ヤリスWRCは、信頼性と速さを兼ね備えている。結果がどう出るか、本当に待ち遠しい」とコメントしている。

《森脇稔》

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