ポータブルと800万円クラス、プロジェクターの両極端を体感

エンターテインメント 映画・ドラマ・映像作品
Wonder box from Santa Claus.:LSPX-P1
Wonder box from Santa Claus.:LSPX-P1 全 10 枚 拡大写真

10万円前後のポータブルか、800万円もする最上級4Kホームシアターか。家族や仲間と過ごす時間が増える年末年始を前に、プロジェクターで初めて実現できた不思議動画や、納品まで2か月待ちという受注生産モデルの体験コーナーが展開される。

お気入り動画を800万円機で照射

東京・銀座のソニー ショールームでは、家庭用4Kホームシアタープロジェクター最上級機「VPL-VW5000」を2017年1月9日まで展示。「納期は受注後約2か月以上で、受注生産状況により変動する」という同機の映像を視聴できる。現在、同機種を視聴体験できるのは、銀座・名古屋・大阪・福岡天神のショールームのうち、銀座のみ。

高輝度5000ルーメン、4K SXRD、水冷システム、約2万時間ランプ交換不要といったスペックを持つ定価800万円の受注生産モデル VPL-VW5000。自分のお気に入り動画で視聴チェックしたいというユーザー向けに、動画のデータなど持ち込みも可能。「HDMI端子につないで映し出すので、映像コンテンツなどが保存されたノートパソコンなどを持参して」とスタッフは話していた。

「これCGでしょ?」と疑うほどの不思議映像

「どうやったらこんな映像つくれるの?」「素直にコレはスゴイ!」といった声があがったのは、ソニーポータブル超短焦点プロジェクター「LSPX-P1」による動画「Wonder box from Santa Claus.:LSPX-P1」(YouTube)だ。このクリスマスシーズンに向けて今月から公開された2分45秒の映像で、そこには従来のプロジェクタでは不可能だった「動き」「錯覚」「仕掛け」が詰まっている。

舞台は茨城県潮来市日の出小学校の教室。冒頭、子どもたちの前でLSPX-P1が照らす絵に、サンタクロースと、そのサンタのもとから逃げ出す4頭のトナカイが映る。

「学校中に逃げたトナカイを探し出そう」ということで、LSPX-P1を手にした子どもたちが、教室の壁やテーブル、さらに保健室のベッドなどに照らして、逃げ出したトナカイを探すと……。

4頭のトナカイが見つかるまでに映し出される不思議な映像は、大人が見ても「どうしたらこんな絵がつくれるんだ?」と首を傾げるほど。この3分弱の映像の中には超短焦点プロジェクターだからこそできる「10センチ至近距離投影」「ビーカーやフラスコの影を動かす」「スキャニメーションというスリット絵を壁面で動かす」「壁に描いたペン画を動かす」「映像を四方に飛ばす」「複数台をテーブルに同時照射」といった新感覚テクニックが込められている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  2. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  3. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  4. シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
  5. トヨタ カムリ 新型、全車ハイブリッドに…今春米国発売
  6. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  7. トヨタ ランドクルーザー250 をモデリスタがカスタム…都会派もアウトドア派も
  8. 一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
  9. アルファロメオ『ジュニア』がミラノ・デザインウィーク2024に登場
  10. 日産はなぜ全固体電池にこだわるのか? 8月にも横浜工場でパイロットプラントを稼働
ランキングをもっと見る