日本自動車工業会や日本自動車部品工業会など自動車工業4団体は1月5日、都内のホテルで恒例の新春賀詞交歓会を開いた。
主催者を代表して挨拶した自工会の西川廣人会長(日産自動車共同CEO)は、2016年に5年ぶりの500万台割れとなった国内の新車販売への対応について「喫緊の課題」とし、自動車業界として「国内市場の盛り上げに最大限の努力をしていきたい」と表明した。
魅力ある新モデルや新技術の投入によって、需要の喚起を図る構えだ。西川会長はまた、17年の自動車業界について「変化に対応しつつ、その後の発展に向けての諸課題に取り組む年になる」と指摘。そのうえで「チャレンジングな年だが、変化をビジネスチャンスと捉えていきたい」と強調した。