【佐野ニューイヤークラシックカーミーティング2017】ファミリア、ルーチェ などの歴代ロータリー車

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
マツダ ファミリア ロータリーTSS(1970年)
マツダ ファミリア ロータリーTSS(1970年) 全 27 枚 拡大写真

去る1月8日に栃木県佐野市で行われた「佐野ニューイヤークラシックカーミーティング」。ここでは歴代のマツダロータリー車をピックアップした。

珍しかったのは、1970年式の『ファミリア・ロータリーTSS』。68年に『コスモスポーツ』に続くロータリーエンジン搭載車となる「ファミリア・ロータリークーペ」が誕生し、翌年に登場したのが「ファミリア・ロータリーSS」と名乗る4ドアセダン。そしてクーペ同様のスポーティなT型のコクピットタイプ・インパネを採用した豪華版が、このTSSだ。「T」はT型インパネから取ったグレード名というわけ。オーナーによればボディを全塗装した以外はほぼオリジナルという。シングルナンバーとも合わせてかなりの希少車だ。

同じくレアな存在なのが『ルーチェ・ロータリークーペ』(1968年)。初代4ドアセダンのルーチェをベースとした2ドアのハードトップクーペで、マツダとしては初の前輪駆動を採用している。総生産台数はわずか967台で、この個体はそのうちの88番目にラインオフしたもの。パーツの欠品などもなく、高いオリジナル性を保っていた。

『サバンナ』は初代の前期型「GT」(1972年)と、その後継車である『RX-7』の初代や2代目が10数台集結。初代に当たる1978年式の「リミテッド」は最上級モデルで、「マッハグリーン」のボディカラーは当時のまま。まだ6万km余りしか走行していない程度の良い個体だった。

《嶽宮 三郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  3. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  4. マセラティの最新スーパーカー『MCPURA』、北米デビュー
  5. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る