【東京オートサロン2017】実演デモ:10分でランボルギーニのボンネットをエンボス仕上げ

自動車 ニューモデル モーターショー
模様をテープでつくりあげる
模様をテープでつくりあげる 全 8 枚 拡大写真

東京オートサロン、日本カーラッピング協会の共同ブースでは、フィルムラッピングによって短時間で車のボンネットにエンボス加工のような模様を施工する実演デモが行われていた。

【画像全8枚】

ブースに展示されたオレンジのランボルギーニに、3名ほどの職人が共同作業でテキパキと作業を行う。ボンネットの汚れなどをきれいにしたら、下地としてフィルムテープで任意の模様を作るところから始まる。ボンネットのフチのところには、パッケージの開封テープのようなものを貼り付けておく。次に表面フィルムとして大きなフィルムシートを貼り付ける。ヘラやドライヤーをうまく使いキレイに貼れたら、開封テープとはさみなどでボンネットの形状どおりに切り取れば終了だ。

作業を見ているときは、手際よくフィルムを貼っている作業として見ているが、終わった状態で仕上がりをみると、確かに複雑な模様のエンボス塗装されたように見える。

実演デモでは制限時間を区切って行われ、作業の簡単さをアピールしていたが、実際の施工は、表面のゴミやチリを完全に除去し、複雑な曲面もシワなく仕上げなければならない。プロの技が必要だが、はがすのはだれでもできるそうだ。専用の特殊なラッピングシートのため、跡も残らない。

ラッピングの良さは、塗装よりも気軽にボディカラーを変えたり、オリジナルデザインを楽しむことができること。また羽石やキズなどの保護にもなる。透明なフロントガラス用のフィルムもあり、ボディやガラス保護のためラッピングをする人もいる。人気色の車を買って、ラッピングで違う色を楽しみながら塗装の保護を行い、下取り査定を高く維持するという人もいるという。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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