【オートモーティブワールド2017】“ポン付け”モーターでEVオフロード2輪…ミツバ

モーターサイクル 企業動向
ミツバ EVコンバート用駆動モーターデモ車両(オートモーティブワールド2017)
ミツバ EVコンバート用駆動モーターデモ車両(オートモーティブワールド2017) 全 5 枚 拡大写真

エンジン、ラジエーターを外し、そこへモーター、制御コントローラー、バッテリーを組み込んで、“ヒューン”と行こう。そんなイージーで夢のあるEVオフロードバイクが実現した。ミツバ(群馬県桐生市)のEVコンバート用駆動モーターのデモ車両だ。

ベース車両は、ホンダ『RTL250R』。もともとエンジンが載っていた部分にすっぽり入る駆動用モーターはDC44.4V、出力最大20kW、定格トルク15Nm、重量3kg。

バッテリーはカセット式リチウム電池を想定。ラジエーター部分に制御コントローラーを載せ、その背後にバッテリーがつく。「既存のトランスミッションを使うので、静かに力強く回りながら、変速しながら走る楽しみはそのまま」。

「総重量は10kg減を実現。複数のバイクメーカーや関係会社と、商品化へ向けた準備もすすめている」

なぜWCT参戦が可能なトライアルコンぺティションマシンがベースか。担当者は「アメリカなどは出だしの速さや力強さに惹かれて、EV化するシーンが多い。それにならって。従来の重いフライホイールが不要で、モーターの低回転でも大きなトルクを活かせるのが特徴」と話していた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  5. 新型EVセダン『マツダ6e』、カーフェスト2025で英国一般初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る