富士重工業は1月19日、スバル『レガシィ』のフロントストラットに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは『レガシィ』1車種で、2003年4月24日~2009年4月15日に製造された11万6396台。
フロントストラット上端取付け部の締結緩み評価が不充分なため、縁石乗り上げなどの衝撃で取付けナットが弛むことがある。そのため、そのまま使用を続けると、当該取付け部にガタが生じて損傷し、異音が発生するおそれがある。
改善措置として、全車両、当該部のナットを対策品に交換し、再締付けを行う。また、当該締結部に異常が認められたものは、フロントストラットを新品に交換する。
不具合は334件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。