マツダ G-ベクタリングコントロール、カナダで技術賞を受賞…ジャーナリスト協会

自動車 テクノロジー 安全
G-ベクタリングコントロール
G-ベクタリングコントロール 全 2 枚 拡大写真

マツダは、新世代車両制御技術「G-ベクタリングコントロール(GVC)」が、カナダ自動車ジャーナリスト協会(AJAC)より「2017 ベストイノベーションテクノロジー賞」を受賞したと発表した。

GVCは、エンジン、トランスミッション、ボディ、シャシーを統合的に制御することで、走行性能を高める次世代技術群「SKYACTIV-ビークルダイナミクス」の第一弾。ステアリング操作に合わせてエンジントルクを調節し、進行方向と横方向の加速に統一感のある制御を加えることで、各タイヤの最大グリップを最適化。無意識のうちに行っている修正蛇を削減するほか、滑りやすい路面での操舵の反応およびハンドリングの安定性を改善し、さらなる安心感を提供する。

AJACの技術審査員であるMarc Lachapelle氏は「最も感心したのは、ドライビングにこれほどすばらしい影響を持つマツダのGVCのコンセプトだ。簡潔でありながら強力なエンジニアリング概念は、マツダのような小規模なメーカーを際立たせ、この受賞の大きな理由となっている」とコメントしている。

GVCは『マツダ6(日本名:アテンザ)』と『マツダ3(日本名:アクセラ)』の2017年モデルに標準装備。今後はモデルの改良タイミングですべての車種に搭載していく予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. スズキの人気トールワゴン『ソリオ』開発責任者が語る、「顔だけじゃない」マイナーチェンジの真価
  3. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る