ホンダと日立オートモティブシステムズ、電動車両用モーター事業の合弁会社設立へ

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダ・フィットEV
ホンダ・フィットEV 全 2 枚 拡大写真

ホンダと日立オートモティブシステムズは、電動車両用モーター事業の合弁会社設立に関する基本合意書を締結。新会社設立に向けて具体的な協議を開始すると発表した。

ホンダは、1999年に同社初のハイブリッド車『インサイト』を発売して以来、電動車両ラインアップ拡充をめざすとともに、基幹部品であるモーターの自社技術力と生産力の向上に努めてきた。一方、日立オートモティブシステムズは、これまで小型・軽量化、高出力化を推し進めた電動車両用モーターを国内外の自動車メーカーに数多く納入してきており、その製品性能や生産技術は業界から高い評価を得ている。

電動車両市場のさらなる拡大が見込まれている中、両社は自動車メーカーとサプライヤーの協業により、技術的なシナジー効果やスケールメリットを創出し、電動車両システムの中核を構成するモーターの競争優位性と事業基盤を堅固とすることをめざし、今回の基本合意に至った。

新たに国内にて設立をめざしている合弁会社は、米国と中国にモーターの製造と販売を行う子会社の設立を計画。こうした拠点展開とともに、新会社はホンダを含めた自動車メーカー各社からの需要に広く応えることで、グローバルでのモーター供給拡大をめざす。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタに生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  2. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  3. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  4. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  5. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る