ホンダ 八郷社長「自動車としての味付けにも注力」…日立オートモティブと電動車両用モーターで協業

モーターサイクル 企業動向
日立オートモティブの関社長(向かって左)とホンダの八郷社長
日立オートモティブの関社長(向かって左)とホンダの八郷社長 全 2 枚 拡大写真

ホンダと日立オートモティブシステムズは2月7日、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)など電動車両に搭載するモーターの開発から生産・販売を行う共同出資会社の設立で合意したと発表した。

2017年7月に茨城県ひたちなか市に設立し、その後、近いうちに中国と米国にも生産拠点を置く計画。生産するモーターはホンダ以外の世界の自動車メーカーにも販売する方針で、量産効果を引き出す。

ホンダは16年に、世界に先駆けて重希土類フリーの磁石を使ったHV用モーターを内製で実用化するなど、高いレベルのモーター技術をもつ。今後も日本での内製は続ける方針だが、日立オートモティブとの共同戦線で、EV の商品化などによってモーターの需要が一気に拡大するのに備える。

電動車両ではバッテリーやインバーターとともにモーターは中核部品となる。そのモーターを協業することについて、7日に記者会見した八郷隆弘社長は、「自動車に搭載した時に、どう制御して味付けするか、そこにもわれわれの知見を注力する。この会社で世界一のモーターができれば世界一の電動車両ができる」と語った。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  3. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. スズキ初の量産EV『eビターラ』に期待の声!「リーフとどっちが安い?」など価格に注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る