シートベルトでの圧迫による死亡事故低減など…保安基準を改正

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JNCAP衝突試験(参考画像)
JNCAP衝突試験(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、フルラップ前面衝突時の乗員保護に関する国際基準の改正案が国連欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラム(WP29)で採択されたことを踏まえ、道路運送車両の保安基準を改正すると発表した。

高齢者や体格の小さい乗員の保護向上を図るため、フルラップ前面衝突時の乗員保護基準について衝突時の胸部圧迫の許容量を引き下げる。衝突時に、シートベルトなどによる胸部圧迫に起因する死亡事故低減を図る。

具体的には、助手席乗員(女性ダミー)の胸部圧縮の基準値を42mm以下から34mm以下に強化する。

乗用車の新型車(3.5トン以下)は2020年9月1日に適用する。

2月9日に施行する。

《レスポンス編集部》

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