【大阪オートメッセ2017】早めのライト点灯で事故削減、おもいやりライト運動を啓発。

自動車 テクノロジー 安全
おもいやりライト運動トークショー
おもいやりライト運動トークショー 全 8 枚 拡大写真

第21回大阪オートメッセ(10~12日開催)のCARトップ合同ブースで11日、交通事故の削減をめざしている「おもいやりライト運動」の啓発トークショーが行われた。

「おもいやりライト」とは、交通事故が多く発生すると言われている16時~18時前後の、日の入り30分前を目安に行う。ドライバーが暗さを照らすためにライトを点灯するのではなく、歩行者や対向車対して自車がそこに存在することをアピールするために、ヘッドライトを点灯しましょう、という運動だ。

トークショーには、自動車ジャーナリストの国沢光宏氏と、おもいやりライト運動のライティングガールが、大阪を意識した衣装で登壇。

スモールライトは前方を照らすライトではなく「車幅灯」であり、「前照灯」であるヘッドライトを点けて自車のアピールをしていきましょう、とトークが繰り広げられた。また昨今盛んに言われるようになった、夜間はハイビーム点灯が基本で、ロービームはすれ違い用ライトであり、ロービームとハイビームの使いわけを積極的に行っていきましょう、と啓発も行われた。

未来のライトはどうなっているかというセッションで国沢氏は「将来的には人間の目には見えない光が照射され、クルマのセンサーが感知しお互いのクルマが呼応するような、ライトの点灯やロー・ハイの切り替えなどをお互いに協調していくシステムが発展していくのではないでしょうか」と未来の可能性を語った。

《雪岡直樹》

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