フィアット・クライスラーに排ガス不正の可能性…フランス当局

自動車 ビジネス 企業動向

フランスの当局は欧米の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)が、排ガス不正を行った可能性があるとの調査結果を、検察に提出した。

これは2月10日、フランス経済財政産業省の競争/消費者問題/不正行為防止総局(DGCCRF)が明らかにしたもの。DGCCRFは、「FCAが排ガス試験の際、排ガス中の有害物質の量を不正に操作した可能性があるとの調査結果を、検察に提出した」と公表している。

DGCCRFは、2016年2月にフォルクスワーゲングループ、同年11月にルノーについて、排ガス不正が行われた可能性が高いとの調査結果を、検察に提出。また、2月9日には、フランスの自動車大手、PSAグループの同様の不正を、検察に告発したばかり。

DGCCRFでは、自動車メーカーの工場などに立ち入り検査を行ってきた。DGCCRFは、「他の自動車メーカーに対する検査も継続していく」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. ゲームエンジンが自動車開発の共通言語になる!『Unreal Engine』の採用が急拡大する理由【前編】PR
  4. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  5. 『頭文字D』『MFゴースト』『昴と彗星』が東京オートサロン2026に集結、AE86・BRZ・86を展示
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る