日本グッドイヤー、履き替え不要の全天候型タイヤを「さらに広め、育てる」
自動車 ビジネス
国内マーケット

「昨年は、車検需要などが減り、厳しい年だった。前年比100に終わっている。昨年度、日本グッドイヤーは“新生グッドイヤーの初年度”として、まずまずの成績を残せた」
「とくに強調したいのは、一年を通して履き替えナシで走れるタイヤ、オールシーズン『ベクターフォーシーズンズ』の存在。その手応えをじゅうぶん感じた。ことしもこの勢いを維持している。うれしいことに、この指名買いが多い」
ベクターフォーシーズンズシリーズは、セダン、ミニバン、ワゴン、コンパクト、軽自動車と、ほとんどのカテゴリをおさえる全天候型オールシーズン対応タイヤ。金原社長は、「北米では8割のユーザーが使用、欧州でもこのところどんどん数を増やしている。国内市場もグッドイヤーがパイオニアとなり、オールシーズンタイヤを広めていきたい」と意気込んだ。
「2016年8月発売後、6か月の出荷実績は好調に推移。11月の大雪の時期に、販売が大きく伸びている。今後も夏タイヤの需要をしっかりととらえつつ、一年を通して売れるタイヤをとして、ベクターフォーシーズンズを育てていきたい」
また、こうした全天候型タイヤは、意外にも首都圏で売れているという。金原社長は、「首都圏や関東、東海などでよく売れている。ホームページのトラフィック数を見ても、とくにベクターフォーシーズンズへの訪問回数が昨年の秋移行、大幅に伸びている。ユーザーの興味関心は高まってきている」と伝えていた。
《レスポンス編集部》