横浜シーサイドライン、延伸区間の工事がピーク…2018年度に暫定開業

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国道16号をまたぐ部分の架設スケジュール。2月から4月にかけて橋桁3本が架設される。
国道16号をまたぐ部分の架設スケジュール。2月から4月にかけて橋桁3本が架設される。 全 2 枚 拡大写真

横浜シーサイドラインが運営する金沢シーサイドラインの延伸工事で、金沢八景駅付近で国道16号を横断する部分の鋼製橋桁3本が2月から4月にかけて架設される。延伸区間の工事は終盤に差し掛かった。

横浜市道路局建設課などの発表によると、まず2月25日未明の1時30分から4時まで、上下線をつなぐ渡り線の部分の橋桁が架設される。翌26日も同じ時刻、下り線の橋桁が架設される。4月には上り線の橋桁が架設される予定で、これによりシーサイドライン全区間の橋桁がつながる。

シーサイドラインは新杉田~金沢八景間の10.6kmを結ぶ新交通システム。1989年7月に開業したが、当時は京急線に接続する金沢八景駅で用地買収が難航したこともあり、国道16号との交差部の手前に暫定的な仮設駅を設置した。

現在は仮設駅から本設駅まで約150mの延伸区間の工事が進められている。2018年度に単線で暫定開業し、2019年度には複線化される予定だ。これによりシーサイドラインの金沢八景駅は京急線の金沢八景駅に直結し、乗換えの利便性が向上する。

《草町義和》

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