15日午後6時30分ごろ、愛知県春日井市内の市道で、道路を横断していた7歳の男児と9歳の女児に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。2人は重軽傷。横断時にキックスケーターを使っていた疑いがあるという。
愛知県警・春日井署によると、現場は春日井市出川町6丁目付近で片側1車線の直線区間。交差点に横断歩道や信号機は設置されていない。7歳の男児と9歳の女児は道路を横断していたところ、左方向から交差進行してきた軽乗用車にはねられた。
2人は近くの病院へ収容されたが、男児が頭部強打で意識不明の重体。女児も打撲などの軽傷を負った。クルマを運転していた同市内に在住する41歳の女にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反（過失傷害）の現行犯で逮捕している。
負傷した2人はそれぞれハンドル付きのキックスケーターを使って道路を横断していた疑いがあり、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。