羽田空港、飛行経路見直しに向けて航空保安施設などを整備

航空 行政
羽田空港(資料画像)
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国土交通省は、羽田空港の空港処理能力を拡大するため、飛行経路の見直しに必要となる航空保安施設、誘導路などの施設整備を2017年度に実施する。

羽田空港は、国内航空交通の中心として国内48空港との間に1日約500往復(2016年夏ダイヤ)、国際航空交通では海外26都市との間にネットワークを形成、国内・国際の総旅客数で年間約7600万人が利用している。

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の円滑な開催や、その先を見据え、首都圏の国際競争力の強化、増加する訪日外国人旅行者の受け入れ体制を整備するため、羽田空港の飛行経路の見直しにより、2020年までに羽田・成田両空港の空港処理能力を約8万回拡大するために必要な施設整備と環境対策を実施する。

羽田空港では2017年度、飛行経路の見直しにより、空港処理能力を拡大するため、航空保安施設、進入灯などを整備するとともに、誘導路を新設する。

また、駐機場整備、国際線・国内線地区を結ぶトンネル(際内トンネル)の整備、空港アクセス道路改良、川崎市・羽田空港を結ぶ連絡道路の整備、A滑走路の耐震対策と基本施設・航空保安施設などの更新・改良を実施する。

このほか、羽田空港の機能強化に伴う学校・病院などの防音工事調査のほか、低騒音航空機の導入を促進するため、騒音値を考慮した料金体系を導入する。

《レスポンス編集部》

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