【IAAE 2017】ブロードリーフが車検OSSに対応するソリューションを参考展示

自動車 ビジネス 国内マーケット
保適証システムともつながるので手元で標章を印刷できる
保適証システムともつながるので手元で標章を印刷できる 全 8 枚 拡大写真

整備工場向けに業務システム、クラウドサービスといったソリューションを提供している「ブロードリーフ」のブースでは、パートナー企業含めて多数の展示を行っていたが、リリースに向けた新機能の参考展示もあった。

同社のブースは、次世代のアフターマーケットを支援する様々なソリューションを紹介する。例えば、SMSやウェブから整備予約などをできるようにする集客のためのソリューション。店舗内で顧客対応するためのタブレットシステム。これらは顧客管理だけでなく、在庫管理システム、部品発注システムなどとも連携し、フロント業務の効率化、高品質化につながる。生産性を上げるために、工場や店舗のカメラ動画を分析するソリューションなどもある。

このような展示の中、リリース日は未定ながら開発を進めているソリューションとして、同社のシステムと「車検ワンストップサービス」を連動させる機能を発見した。車検ワンストップサービス(OSS)は、車検登録をオンラインで可能にする国土交通省のポータルサイトだ。認定工場なら整備データや検査員の情報などを登録申請すれば窓口での申請が不要になる。

しかし、OSSは国交省が運営しているサイトなので、必要なデータが整備工場側でオンライン化されていても、登録申請はOSSのサイトに行って入力処理を行うか、用意した書類データをアップロードするなどの作業が必要だ。新しい機能は、ブロードリーフのシステムからそのままOSSへの申請を可能にする。必要なデータはシステムが持っているので、登録者、検査員、整備データなどを指定するだけだ。申請が受理されれば、標章の印刷をしてくれる。

なお、会場のデモはまだ開発中のもので、最終的なバージョンではないとのことだ。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  3. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  4. ジェイテクト、「ベアリング」の模倣品2600点をタイで摘発
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る