豊田自動織機、Vanderlande社を1400億円で買収…物流ソリューション事業強化

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Vanderlande社 正面ゲート
Vanderlande社 正面ゲート 全 9 枚 拡大写真

豊田自動織機は3月23日、物流ソリューション事業の強化を目的に、物流ソリューション事業をグローバルに展開するオランダのVanderlande社を約1400億円で買収すると発表した。

Vanderlande社は1949年に設立、物流倉庫や小包・郵便、空港手荷物向けの各種物流システムに強みを持つ物流ソリューションプロバイダー。また物流機器やソフトウェアをフルラインアップで自社開発・生産しているため、特に大規模プロジェクトの短期間での立ち上げに優れている。世界各地に50か所の拠点を有し、従業員数は約4500名。2016年の売上高は約1300億円となっている。

豊田自動織機は、世界シェアトップのフォークリフトメーカーとして、物流機器の提供にとどまらず、物流課題の解決策を物流システムとして提供する物流ソリューション分野において、国内を中心として着実に事業領域を広げてきた。今後、同分野においてグローバルでの事業の拡大・強化が急務と考え、今年2月に発表した北米物流システムインテグレーター Bastian Solutions社の買収に加え、今回のVanderlande社買収を決定した。

同社では、今回の買収によりフォークリフト以外の物流機器・システムの提供をグローバル展開を加速、物流ソリューション事業の拡大を図る。

《纐纈敏也@DAYS》

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