JR町田駅の低コストホームドア、一部改良へ…バー追加など

鉄道 テクノロジー
スマートホームドアの改良イメージ。バーの追加などを行う。
スマートホームドアの改良イメージ。バーの追加などを行う。 全 2 枚 拡大写真

JR東日本横浜支社は3月23日、横浜線の町田駅(東京都町田市)で試験的に導入している低コストタイプのホームドア「スマートホームドア」について、改善が必要として試行スケジュールを変更すると発表した。

スマートホームドアは、JR東日本メカトロニクスが開発した新タイプのホームドア。フレーム構造のドアを採用するなど構造の簡素化を図った。これにより整備コストの圧縮や設置にかかる時間の短縮が可能になるという。

横浜支社は2016年11月、町田駅4番線ホームでスマートホームドアの試行を実施すると発表。同年12月に東神奈川方の1両分だけ導入した。その後、今年3月に八王子方の2ドアを除く1編成分に拡大し、夏には八王子方の2ドアも含めて全面的な試行が始まる計画だった。

横浜支社の今回の発表によると、「品質向上に向けた改善」を行うとし、開口部のバーを下部にも追加。バーが出入りする部分にもカバーを追加する。このほか、上部のバーの色を黄色に変更する。

この改良のため、今年3月に予定されていた八王子方の2ドアを除く1編成分の試行開始は延期されることになった。新たな試行開始時期は未定だ。

《草町義和》

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