アウディ カム、4月より本格導入…整備内容をビデオメッセージで連絡

自動車 テクノロジー ネット
アウディA5
アウディA5 全 2 枚 拡大写真

アウディジャパンは、整備内容をビデオメッセージでユーザーに連絡する新コミュニケーションツール「アウディ カム」を4月より本格導入すると発表した。

アウディ カムは、整備内容を知らせするビデオメッセージと概算見積書をユーザーのスマートフォンやPCに送信できる新サービス。口頭では難しい作業内容の説明や、ユーザーによる作業実施の承認、作業完了報告などを電子メールとインターネットを介して行い、作業や料金の透明性を高めるとともに、利便性を高めることが狙い。

具体的なサービス手順としては、まず販売店が車両の点検・整備対象箇所の状態を音声による説明とともに撮影し、ユーザーに送信。電子メール掲載のビデオリンクをクリックすると、アウディ カムのサイトが立ちあがり、ユーザー向け整備項目が重要度(緑、黄、赤の3色で表現)とともに表示される。ユーザーは動画と見積りを確認し、作業を希望する整備項目を選択。作業内容を通知する電子メールを受け取った販売店は作業内容を実施し、完了後、電子メールでユーザーに連絡する。

アウディジャパンでは、一部販売店での一年間のパイロット検証を経て、この4月から本格的にアウディ カムを本格導入する。ユーザーからの返信機能付ビデオメッセージシステムの導入は、国内自動車ブランドのアフターサービス業務では初。同社では、アウディ カムの導入を通して、ユーザーとのコミュニケーションをよりスムーズかつ充実させることで、顧客満足度のさらなる向上を図っていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る