カーテンはN700系仕様…名古屋駅の新ビル「ゲートタワー」全面開業へ

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JRセントラルタワーズ(左)とJPタワー名古屋(右)に挟まれる格好で完成したJRゲートタワー。まもなく全面オープンを迎える。
JRセントラルタワーズ(左)とJPタワー名古屋(右)に挟まれる格好で完成したJRゲートタワー。まもなく全面オープンを迎える。 全 16 枚 拡大写真

名古屋駅桜通口の北側に建設されたJR東海の超高層ビル「JRゲートタワー」(名古屋市中村区)が4月6日、報道陣に公開された。既にオープンしているオフィスなどに続き、商業施設やホテルなどが4月17日までにオープンする。

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今回公開されたのは、低層階のレストラン街や名古屋JRゲートタワーホテルの客室、高層階のオフィスなど。レストラン街には東海地方初出店の飲食店を含む37店舗が出店する。南側に隣接する超高層ビル「JRセントラルタワーズ」のレストラン街も含めた店舗総数は76店舗で、日本最大級のレストラン街になるという。

ゲートタワーホテルの客室は天井を広く取り、開放感のある空間を演出。西側の客室の窓からは、眼下に名古屋駅を発着する列車を見ることができる。また、東海道新幹線で運用されているN700系電車の窓と同じタイプのレール付きカーテンを採用し、外光を遮断できるようにした。関係者によると、夜勤明けの宿泊客を想定して遮光性を高めたという。

セントラルタワーズとゲートタワーを管理するJR東海子会社「ジェイアールセントラルビル」の吉川直利社長は「名古屋駅は交通の結節点。ゲートタワーのオープンによって名古屋駅地区、ひいては名古屋全体、さらに東京や大阪から名古屋に向けて、にぎわいを醸成できればいいと思う」などと述べ、今後の発展への期待感を表した。

■地下にはリニア新幹線用のスペース

JRゲートタワーは名古屋ターミナルビルの跡地に建設された、高さ約220m(地上46階・地下6階)のビル。低層階はセントラルタワーズと接続し、タカシマヤゲートタワーモール(地下1~地上8階)をはじめとした商業施設やバスターミナル(1階)、保育施設(2階)、レストラン街(12・13階)、ゲートタワーホテル(15・18~24階)などが整備された。高層階の26~44階はオフィスが入る。

2015年12月に上棟式が行われ、2016年11月からオフィスの入居が始まった。今年4月1日にはバスターミナルが開業。今後は4月7日にレストラン街やビックカメラ(9・10階)、ユニクロ(11階)などがオープンし、4月17日にはゲートタワーモールとゲートタワーホテルもオープンして全面的な開業を迎える予定だ。

ちなみに、ゲートタワーの地下5・6階はリニア中央新幹線の駅施設の一部になる。中央新幹線の名古屋駅は、東西方向に伸びる2面4線の地下ホームを設けることが計画されており、南北方向に伸びる地上の東海道新幹線や東海道本線、そしてゲートタワーの最下層を通り抜ける形で建設される。JR東海の広報部によると、ゲートタワーの地下5・6階は業務用の予備スペースとして構築されたが、中央新幹線の建設が具体化したのに伴い、予備スペースの用途を変更したという。

ゲートタワーと「リニア名古屋駅」の接続について、吉川社長は「大きくは決まっていない。リニアの工事とあわせ、このビルとの関係をどう作っていくか。我々もJR東海グループとして、しっかりと協力していきたい」と話した。

《草町義和》

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