【SUPER GT第1戦】開幕戦だからこそ見られる様々なイベント模様

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SUPER GT第1戦岡山ピットウォーク
SUPER GT第1戦岡山ピットウォーク 全 52 枚 拡大写真

SUPER GT第1戦岡山が4月8日予選、9日決勝というスケジュールでで開催された。開幕戦ならではの様々なイベントや、今シーズンから始まった新たな取り組みが披露された。

まずは予選日のお昼時間に行われるドライバー集合写真。これは開幕戦の岡山で毎年行われる行事で、参戦する全ドライバーが集合し、GT500&300クラスに別れての撮影となる。GT500クラスは参加台数15台の総勢30人。GT300クラスは30台の総勢60人が勢揃い。日本を代表するトップドライバーが集合するとあり豪華な顔ぶれが並ぶ。ホームストレート上で行われる記念撮影なので、一般の方はこの位置からは見られないが、グランドスタンドからは見ることが可能だ。

今シーズンから決勝日のスタート進行が大きく変更になり、昨年まで行われていた朝の30分のフリー走行が無くなり、決勝のスタート進行前に行われていた8分間走行が20分へ変更された。このことでフリー走行が行われた後に開催されていた、決勝日のピットウォークが前倒しで開催されるようになった。

またファンに向けた新たな試みとして、今シーズンは決勝前にドライバートークショーが行われ、予選上位3チームのドライバーが集まり、予選の振り返りやこれから始まる決勝への意気込みなどが語られた。さらに全ドライバー紹介としてピットにマシンを並べ、ドライバーとメカニックが勢揃いして各チームを紹介するオールドライバー・アピアランスも行われた。

決勝日ピットウォーク中には、今シーズンから新たなセーフティーカーとして走るホンダ『NSX』とFRO車ポルシェ『マカンターボ』の贈呈式が行われた。セーフティーカーはローリングスタートの先導や、文字通りコース上のトラブルが起きた際にレースコントロールをする役目を果たす。

FRO(ファースト・レスキュー・オペレーション)は専門のドライバー、ドクター、ファイア&レスキューが乗り込みレース中のアクシデントに対して素早く現場に駆けつけ、救助活動を行うSUPER GT独自の救急システムとなる。新たに導入されたポルシェ・マカンターボの他に、日産『スカイラインクロスオーバー』とスバル『アウトバック』がその任務に当たっている。今回のレースは序盤からアクシデントが多く発生したことでこれらの車両を度々目にしたが、基本的には活躍しないことが望ましいことだろう。

イベント広場での各メーカーのトークショーや車両展示、物販やご当地の名物料理などGTならではの楽しみが広がっていた。なかでもスバルブースでは、キッズ限定ではあるが今シーズンSUPER GTが行われる国内7戦のうち2カ所でスタンプを押すと豪華なプレゼントがもらえる、スタンプラリーを開催し、シーズン通して応援してもらえるようなイベントも行っていた。今シーズンは決勝日のスケジュール変更があったこともあり、イベント広場で楽しむ時間も増えていたように感じられた。

レースはポールポジションの#8 ARTA NAX-GTがまさかのパレードラップ中にストップするなど波乱が起き、GT500クラスは#37 KeePer TOM'S LC500の(平川亮&ニック・キャシディ)が優勝し、前評判通りの強さを見せたレクサス勢が上位6台を占めた。GT300クラスは激しいバトルを繰り広げた#4グッドスマイル 初音ミクAMG(谷口信輝&片岡龍也)が優勝した。

《雪岡直樹》

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