スマホ地図の“スクショ"利用、若年層で拡大…ゼンリン地図利用実態調査

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ゼンリン いつもNAVI[マルチ](参考画像)
ゼンリン いつもNAVI[マルチ](参考画像) 全 6 枚 拡大写真

ゼンリンは、4月19日の「地図の日」に向け、アンケート調査「地図利用実態調査2017」を実施。その結果を一部発表した。

同調査は、主に日常生活における地図の利用実態を明らかにすることを目的に、2012年から実施している定点調査で、今回が6回目。全国の18歳から69歳までの男女を対象にインターネットアンケートで実施した。

調査結果によると、1年以内に地図を利用した人は91.4%にのぼり、調査開始の2012年から継続して約9割の人が地図を利用していることがわかった。商品・サービス別では、「パソコン用インターネット地図サービス」が62.7%、「スマートフォン用のインターネット地図」が48.4%、「カーナビ」が29.6%、「ガイドブックや地図帳などの紙地図」が23.1%。スマートフォン用地図の利用は、2013年(24.4%)からほぼ倍に増加し、継続して利用が進んでいる。

「移動するとき」について利用する地図については、「スマートフォンの地図」が最多で54.9%。また3位の「パソコン用地図を印刷」したものと5位「スマートフォン地図のスクリーンショット画像」をみると、年代別に傾向が分かれた。30代を境に、18~19歳・20代は「スクリーンショット画像」が、40代以上は「パソコン用地図を印刷」が高く、スマートフォン地図の“スクショ"が、若年層に広がっている。

位置情報サービス利用時に自分の位置情報を提供することへの抵抗感については、3年前に比べると、「利用したことがないので判断できない」が減少しており、位置情報サービスの利用がこの3年間で進んだことがわかった。また、「抵抗はない」人の割合は、「ナビゲーションアプリ・サービス」は8.5ポイント、「位置情報ゲーム」は「ポケモンゴー」の影響もあり、10.5ポイントの大幅増加となっている。

《纐纈敏也@DAYS》

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