【OTOTEN 2017】国内最大級のオーディオ展示会…ハイレゾ対応カーオーディオを試聴できる

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東京国際フォーラムで開催中の『OTOTEN2017』。写真はB1Fロビーフロア
東京国際フォーラムで開催中の『OTOTEN2017』。写真はB1Fロビーフロア 全 19 枚 拡大写真

国内最大級のオーディオ展示会『OTOTEN(音展)2017』が東京国際フォーラムで5月13日と14日の2日間の日程で開催中だ。同イベントは日本オーディオ協会が主催するもので、80社を超える国内外のメーカーが出展。13日は降りしきる雨の中、大勢の来場者が訪れた。

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会場はB1Fロビーフロアで「ハイレゾ&ハイクオリティーCar Audio エリア」が開かれ、4~6Fでは「ヘッドホン・イヤホン・ポータブルオーディオ関連ブース」「ホームオーディオ、ホームシアター関連ブース」「ハイエンドオーディオ関連ブース」と大きく3つのセクションに分けて開催している。このほか、7Fはオーディオ専門誌や出展企業のセミナーを行なう「総合イベントゾーン」となっており、ホール内では基調講演も実施されている。

注目したのは、B1Fロビーフロアの「ハイレゾ&ハイクオリティーCar Audio エリア」だ。JVCケンウッド、パイオニア、クラリオン、三菱電機、アルパイン、エタニ電機の各社がデモカーを用意し、どのデモカーも実際に試聴できる。その各社の注目点を紹介する。

【ケンウッド】デモカーはトヨタ『ハリアー』で、「彩速ナビ」を中心としたシステム。DSDファイルを含むハイレゾ音源に対応したMDV-Z904Wを核に、カスタムフィット スピーカーの最上級機「KFC-XS1703」を組み合わせ、シンプルにフロントスピーカーをナビの内蔵アンプでドライブしていた。特にスピーカーは48kHzまでの高音再生能力を備え、ハイレゾ対応を謳っている。

【パイオニア】2台のデモカーを出展した。1台はハイレゾに完全対応したトヨタ『86』で、参考出品のハイレゾ音源再生対応A/V/Nと、先日発表されたばかりの新型スピーカー「TS-V173S」との組み合わせ。このスピーカーの64kHzもの超高音域再生が聴きどころだ。もう1台は、移動可能なリスニングルームを仕立てた「Sound Experience Car」。ハイルーフ仕様のトヨタ『ハイエース』でリスニングルームのように試聴できるのがポイントだ。

【クラリオン】Full Digital Sound(フルデジタルサウンド:FDS)と、FDSとデジタル接続を可能にしたAVナビを搭載した、トヨタ『シエンタ』を持ち込んだ。ドアにウーファーを2本搭載し、ソースプレーヤーからスピーカーまでをデジタル伝送する魅力を存分に体感できる。また、FDS技術を使ったヘッドホン「ZH700FF」のコーナーも用意し、アニソンやJ-POPなど向けにチューニングした特別仕様も試聴できる。

【三菱電機】2台のデモカーを出展した。1台は三菱ダイヤトーンサウンドナビ「NR-MZ200」に、スバル『インプレッサ』の純正スピーカーを組み合わせた身近なシステム。もちろんハイレゾ再生にも対応する。もう一台はメルセデスベンツ『A180 Sports』に、最上級のカーオーディオシステムを搭載した。ダイヤトーンサウンドナビの高機能タイプ「NR-MZ200PREMI」をメインに、2ウェイスピーカー+サブウーファーをマルチアンプドライブする。豊かな情報量に基づくハイレゾ音源がどこまで表現できているかに注目だ。

【アルパイン】出展されたデモカーはトヨタ『アルファード』。車種専用AVナビ「ビッグX プレミアム」のうち最大画面の11インチモデルを核に、同ブランドの上級スピーカー「Xシリーズ」を組み合わせる。注目はXシリーズにプラスされたミッドレンジユニットと、ハイレゾ対応デジタルプロセッサー(いずれも参考出品)だ。ハイレゾで再生される超高音域のスイートスポットを広げるという新たな取り組みに注目したい。

【エタニ電機】一般にはあまり馴染みがないメーカーだが、同社は音響測定器などの開発販売を行ってきたメーカーだ。そこで蓄積したノウハウを活かして「ETANI ONE(プロトタイプ)」を開発した。これはDSPとミュージックサーバーとしての機能を持たせ、加えてスピーカードライブ用のパワーアンプまでを一体化したもの。ポイントは独自開発の「Wave EQ」で、EQによる周波数特性以外に、移送特性の補正まで行えること。年内にも発売される予定という音作りに注目したい。

OTOTENは5月13~14日の2日間開催され、14日の開催時間は10~17時となっている。入場料は無料。

《会田肇》

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