VWグループ世界販売1.4%減、中国が4か月ぶりに増加 4月

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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは5月12日、4月の世界新車販売の結果を公表した。アウディやセアト、シュコダなどを含めたグループ全体の総販売台数は、84万1200台。前年同月比は1.4%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。

4月実績を市場別で見ると、単一国としては最大市場の中国が、29万9700台。前年同月比は1.5%増と、4か月ぶりに前年実績を上回った。中国を含めたアジア太平洋地域は、0.2%減の32万0800台と、4か月連続で減少する。

また北米は、前年同月比3.4%減の7万9500台と、6か月ぶりの前年割れ。このうち米国は5万2000台で、前年同月比は3%増と、6か月連続のプラス。排ガス問題の影響による落ち込みから回復を遂げた。

また欧州は、前年同月比1.6%減の36万8600台と、2か月ぶりに減少。このうち西欧は、3.9%減の30万5000台。地元のドイツは、7.2%減の11万3200台と、2か月ぶりの前年割れ。

フォルクスワーゲングループの2016年の世界新車販売は、1031万2400台。前年比は3.8%増と、2年ぶりに前年実績を上回り、トヨタを抜いて、世界一に。2017年1~4月は、前年同期比0.7%減の333万6200台にとどまっている。

《森脇稔》

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