米環境保護局、FCA USを提訴…クリーンエア法に違反

自動車 ビジネス 企業動向
ジープ・グランドチェロキー
ジープ・グランドチェロキー 全 2 枚 拡大写真

米国EPA(環境保護局)は5月23日、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)USを、米国ミシガン州デトロイトの連邦裁判所に提訴した。

今回の提訴は、FCA USが米国のクリーンエア法に違反しているとして、行われたもの。同社の車両が、有害な大気汚染物質の排出を増加させているのと主張だ。

EPAによると、FCA USの3.0リットルの「EcoDiesel」エンジン搭載車に、認証申請プロセス中に規制当局に開示されていないソフトウェア機能(ディフィートデバイス)が装備されていたという。

対象となるのは、米国市場で販売された2014~2016年モデルのジープ『グランドチェロキー』とラム『1500』。およそ10万4000台が該当する。

EPAは、「カリフォルニア大気資源局とともに、対象車両をクリーンエア法とカリフォルニア州の法律に適合させるため、FCAと協議を続けている」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る