【人とくるまのテクノロジー2017】岡山のEVプロジェクトから派生したカーボン製三輪車

エコカー EV
コアテックが開発中のeFalcon。
コアテックが開発中のeFalcon。 全 3 枚 拡大写真

岡山の自動車関連企業が中心となって電気自動車の開発を続けるOVECの集合ブースに、見慣れない小さなクルマが置いてあった。『eFalcon』と名付けられた小さなスポーツカーは前2輪、後輪1輪のリバーストライク。

【画像全3枚】

しかも後輪にはOVECで開発したインホイールモーターが組み込まれている。「これが試作1号車で、これから試験走行を開始するんです」と語るのは、このクルマの開発を手がけるコアテックの清水氏。カウルやシャーシは全てCFRP製で岡山のレーシングコンストラクター、戸田レーシングが担当。フロントサスペンションはインボード式のWウイッシュボーンだ。軽自動車枠に余裕で収まるコンパクトボディは車重450kgと超軽量に仕上がっている。

このまま市販となれば価格はかなり跳ね上がってしまうだろうが、コストダウンを図って手ごろな価格を実現できれば、ホビーとして受け入れられる可能性はありそう。コアテックでは2021年頃の市販化を目指しているそうだ。

《高根英幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  2. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  3. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  5. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る