三菱ふそう、ビッグデータをリアルタイム分析…次世代サービス実現へ

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三菱ふそう スーパーグレート
三菱ふそう スーパーグレート 全 2 枚 拡大写真

米国カリフォルニア州に本拠を置くホートンワークスは5月30日、三菱ふそうがビッグデータのリアルタイム分析による次世代サービスの実現に向けて、ホートンワークスのサービスを導入した、と発表した。

[三菱ふそう情報分析基盤構成図]

三菱ふそうは、デジタルトランスフォーメーションを推進。2014年頃からビッグデータ活用への取り組みを始めており、専門の部署が各種データの収集や分析を行っている。

また、データの収集や分析により得られた新たな知見を、付加価値として顧客に提供。トラックやバスをスマートフォンのようなデバイスと捉えて、車両のセンサーデータやその他のデータをリアルタイムで分析。顧客のニーズに沿った情報を提供する高付加価値サービスの実現を目指す。

このサービスを支えるデータプラットフォームが、マイクロソフトのクラウドサービス、「Azure HDInsight」。そのスムーズな導入と安定した稼働のために、三菱ふそうはホートンワークスのプロフェッショナルサービスを導入した。

三菱ふそうのLutz Beckチーフインフォメーションオフィサーは、「次世代のデータプラットフォームを構築するためにHadoopを利用すると決めた時、エンタープライズレベルで安定したサービスを実現するために、Hortonworksのビッグデータにおけるプロフェッショナルサービスの採用を決めた」と語っている。

《森脇稔》

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