【新聞ウォッチ】ブリヂストンのアルミホイールに不具合、39万本自主回収

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2017年6月2日付

●日産報酬3億円増、昨年度取締役分(読売・10面)

●マツダ2万9902台リコール(読売・33面)

●ブリヂストン無償交換発表(読売・33面)

●国内新車販売5月は12%増、燃費不正の反動(朝日・11面)

●トップインタビュー、SUBARU吉永泰之社長、ブランド磨きタブー打破(毎日・7面)

●軽自動車復調の兆し、5月販売25%増、安全・デザイン重視で(産経・8面)

●日本版GPS打ち上げ成功、自動運転への応用期待、みちびき2号機(産経・26面)

●社説、燃料電池車普及、水素社会へ走り続けよ(東京・5面)

●世界の株、時価総額最高、IT勢にマネー流入、5月末76兆ドル(日経・1面)

●トランプ氏「米国第一」優先、パリ協定離脱判断表明へ、中国・EU協定推進で連携(日経・3面)

●アジア航空大手、苦境、中国勢の国際線拡大響く(日経・11面)

●マツダ、タイ全140店改装、ASEAN販売5割増に(日経・13面)

●トヨタ、米で38億円投資、自動運転研究(日経・15面)

●PHV活用で電力需給を調整、トヨタなど豊田市で(日経・15面)

●無人公道運転慎重に発進、警察庁が実験基準を公表(日経・38面)

ひとくちコメント

自動車の部品でもタイヤのアルミホイールの強度が国の基準を下回っていたために自主回収するケースは珍しい。

大手タイヤメーカーのブリヂストンが、グループ会社の「ブリヂストンリテールジャパン」が販売していたタイヤホイールに強度不足があるとして39万5272本を無償で自主回収するという。国土交通省に届け出たもので、きょうの各紙が社会面で報じている。

それによると、製造設備のメンテナンスが不足し、強度にばらつきが生じたとしており、縁石にぶつけるなどの強い衝撃が加わるとホイールが割れて走行不能となる恐れがあるという。

回収するのは、乗用車向けのアルミホイールのうち、商品名が「バルミナ/エックスアールテン」、「バルミナ/エックステン」、「トップラン/アールファイブ」、「トリップ/アールファイブ」などの商品の一部。これらの商品は中国のメーカーに委託製造していたもので、2014年9月から国内で販売されている。

ブリヂストン側では、走行に問題はなく、これまでに不具合による事故やけがの情報はないと説明しているが、とくに車の足回りは、タイヤの空気圧不足などでも重大事故につながる恐れがあり、粗悪品には要注意だ。

《福田俊之》

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