キャデラック、車車間通信で信号データ受信…ドライバーが赤信号を見落とした!

自動車 テクノロジー 安全
キャデラックCTSのV2Vシステム
キャデラックCTSのV2Vシステム 全 2 枚 拡大写真

米国の自動車大手、GMの高級車ブランド、キャデラックは5月30日、キャデラック『CTS』が公道でのV2V(車車間通信)のデモンストレーションに成功した、と発表した。

キャデラックは、米国とカナダ向けの2017年型『CTSセダン』に、V2Vシステムを標準装備。今回、米国ミシガン州当局と共同で、公道でのデモンストレーションを行った。キャデラックCTSは、信号が変わるタイミングに関して、リアルタイムでデータを受信することに成功。ドライバーが赤信号を見落とした場合、インフォテインメントシステムが警告を発する。

キャデラックのV2Vソリューションは、測位にGPSを使用。車両からおよそ1000フィート離れたところから、毎秒1000ものメッセージを処理できる通信用DSRCを活用する。V2Vを搭載した車両は、気象条件や携帯電話などに依存せずに、情報の転送が可能な無線ネットワークを構築する。

キャデラックは、「V2Vは利用可能なアクティブセーフティ機能を補完するもの。車両周辺のインフラに接続することで、安全性、モビリティまたは環境関連の状況を、事前に車両に知らせることができる」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る