【レッドブル・エアレース千葉】レプリカではなくて貴重な実物、スペシャルアクティビティとしてゼロ戦が登場

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「零戦」がついにやってきた(6月3日、レッドブル・エアレース千葉)。
「零戦」がついにやってきた(6月3日、レッドブル・エアレース千葉)。 全 15 枚 拡大写真

レッドブル・エアレース千葉大会において「熱心な航空ファンからはレース機よりも注目されたかもしれない」のが、スペシャル・サイドアクトとして披露されることになった「零式艦上戦闘機」だ。第二次世界大戦の真っ只中である1942年に三菱重工業が製造した「二二型」で、終戦後にパプアニューギニアで発見された残骸から復元されている。

一般的には「ゼロ戦(零戦)」という通称の方が知られており、レプリカを除いては世界に4機しか存在していない。このうちの1機は日本人が所有していて「零戦里帰りプロジェクト」の一環として今回のフライトが決まった。

実は昨年の千葉大会においても同プロジェクトによる零戦の飛行は検討されていたという。この際には零戦の展示飛行ライセンスを有しているアメリカ人の高齢パイロットが体調を崩して大会の直前に帰国することになり、直前で中止になってしまったが、今回はライセンスを新たに得た日本人パイロットが操縦桿を握ることになり、エアレース会場での飛行がついに実現した。

3日は予選終了後の夕方に登場。会場をゆっくりとしたペースで飛行した。4日は決勝レース(ラウンド・オブ・14)直前の昼間に登場する予定だ。

《石田真一》

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