【INDYCAR 第7戦】グレアム・レイホールが完勝…連勝狙った佐藤琢磨は作戦うまく機能せず8位

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#15 レイホールが完勝を飾った。
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インディカー・シリーズ第7戦、米ミシガン州デトロイトにおけるダブルヘッダーの「レース1」決勝が現地3日に行なわれ、グレアム・レイホールがポール・トゥ・ウインで今季初勝利を飾った。3番グリッド発進の佐藤琢磨は作戦がうまく機能しなかったこともあり、8位だった。

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先週末の「佐藤琢磨、インディ500初制覇」の興奮も冷めぬまま迎えた、デトロイト・ベルアイルパークでのダブルヘッダー(第7~8戦)開催。インディ500の舞台だった高速ビッグオーバル、インディアナポリス・モーター・スピードウェイとはコースキャラクターがガラッと変わり、今週末は市街地コースでの戦いとなる。

多忙なスケジュールをこなしてデトロイト入りした佐藤琢磨(#26 Andretti Autosport/ホンダ)は、2グループに分かれて実施された予選でグループ2位となり、3番グリッドから第7戦の決勝レースをスタートすることとなった。ポールポジションはグレアム・レイホール(#15 Rahal Letterman Lanigan Racing/ホンダ)、2番グリッド発進はシリーズポイントリーダーのエリオ・カストロネベス(#3 Team Penske/シボレー)。

ポールから出たレイホールは燃費的にギリギリと見られた2ストップ作戦を貫き、完勝といっていい内容で今季初勝利を挙げた。マシンの仕上がりが抜群であることが可能にしたといっていい、レース距離ほぼキッチリ3等分の戦略で70周を走り切ってのポール・トゥ・ウイン。これで今季は7戦を終えて7人目のウイナー誕生となった。

優勝したレイホールのコメント
「最高の気分だね。今日のレースではすべてが計画通りに進んだ。昨日、『予選で上位グリッドを獲得できればレースでは圧勝できる』とコメントしてライバルたちの反感を買ったようだけど、我々はその言葉通りのレースができた。あの発言(とフリー走行でのマシンの仕上がり)には本当に自信があったんだ。明日のレースも楽しみだよ」

絶好調のレイホール、同じ舞台で翌日に戦われる第8戦でシーズン最初の2勝目達成者となれるだろうか。

2位はスコット・ディクソン(#9 Chip Ganassi Racing/ホンダ)。彼はインディ500で大クラッシュに遭遇していたが、そこから見事な復活を遂げている。しかもこれでポイントリーダーに浮上。3位には1周目のスピンから挽回したジェームズ・ヒンチクリフ(#5 Schmidt Peterson Motorsports/ホンダ)が入り、ホンダが表彰台を独占した。

4位はシボレー勢最上位のジョセフ・ニューガーデン(#2 Team Penske/シボレー)。5~6位はホンダ勢で、アレクサンダー・ロッシ(#98 Andretti Herta Autosport w/Curb-Agajanian/ホンダ)、ミハイル・アレシン(#7 Schmidt Peterson Motorsports/ホンダ)と続いた。

琢磨はレース序盤、3番手をキープして走ったのだが、レース展開が彼の陣営が採った3ストップ作戦には向かないものになってしまい、8位でのチェッカーに。ペース的にも今日はレイホールなどに比べてもうひとつではあった。

ただ、レース後半はもっと順位が下がってもおかしくないような流れだったなかをシングル順位フィニッシュにとどめた、という見方もできる内容で、大きな意味での良い流れは維持されているように思われる。

佐藤琢磨のコメント
「悔しい結果ですね。予選でスピードを発揮し、3番グリッドからレースをクリーンにスタートさせることができました。序盤戦はそのポジションをキープすることもできていましたが、前を走る2台(レイホールとカストロネベス)のペースが少し速く、スタート直後のフルコースイエローの時にブラックタイヤ(硬めのタイヤ)に交換したマシンが速かったこともあったので、自分たちも1回目のピットストップを早目に行なう作戦に出ました。それによってレース終盤に給油のための(3回目の)ピットストップを行なう必要が生じ、上位フィニッシュをあきらめざるを得ませんでした。今日のデータからマシンを作り直し、明日は今日よりも力強いレースをしたいですね」

ポイントランキングはディクソンが275点で首位。今回は琢磨同様に流れが向かなかった印象で最終的に7位だったカストロネベスが273点の2番手に後退し、これに258点の琢磨が3番手で続いている。

ダブルヘッダーの「レース2」、今季第8戦決勝は翌日(現地4日)に行なわれる。

《遠藤俊幸》

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