ルノーの未来形EV、最も美しいコンセプトカー賞を受賞

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ルノー・トレゾア
ルノー・トレゾア 全 6 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、ルノーは6月2~4日、イタリアで開催された「Concorso d'Eleganza Villa d'Este」において、ルノー『トレゾア』が「最も美しいコンセプトカー」賞を受賞した、と発表した。

トレゾアは、ルノーデザインの新たな方向性を示したコンセプトカー。未来の2シーターGTスポーツを提案した1台だ。その特徴は、ボンネットとルーフが一体で開く点。ワンピースのクラムシェルルーフは、宝石箱のように持ち上がり、室内へのアクセスを可能にする。

パワートレインは、EV。EVレースの「フォーミュラE」マシン用を基本とするモーターは、最大出力350hp、最大トルク38.7kgmを発生する。車両重量は1600kg。0~100km/h加速は4秒以下の性能を発揮する。

このトレゾアが、世界中から自動車愛好家やコレクターが集まり、貴重で時を超えた芸術作品として自動車を祝福する一大イベント、Concorso d'Eleganza Villa d'Esteにおいて、最も美しいコンセプトカー賞を受賞。BMW『コンセプト8シリーズ』やロールスロイス『スウェプテイル』などの強豪を抑えて、栄冠を手にした。

ルノーのコンセプトカーデザイン部門、Stephane Janinディレクターは、「この賞は、自動車を芸術作品とみなしている偉大な自動車コレクターの素晴らしい判断を証明するもの。この素晴らしいプロジェクトに参加したデザイナーの仕事を認めてくれた」と述べている。

《森脇稔》

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