【独ボッシュ二輪技術説明会】電話応対などスマホ操作がハンドルのスイッチで可能---ICCがスゴイ!

モーターサイクル テクノロジー
ドイツ・ボックスベルグのボッシュ試験コースで開催されたメディア向け技術説明会にて披露された『インテグレーテッド・コネクティビティ・クラスター(ICC)』。
ドイツ・ボックスベルグのボッシュ試験コースで開催されたメディア向け技術説明会にて披露された『インテグレーテッド・コネクティビティ・クラスター(ICC)』。 全 18 枚 拡大写真

モーターサイクル向け安全技術のリーディングサプライヤーとなっているボッシュ。

【画像全18枚】

ドイツ・ボックスベルグの自社テストコースでおこなわれたメディア向け技術説明会では、実際にそのテクノロジーの数々を体験することができた。興味深いのは『インテグレーテッド・コネクティビティ・クラスター(ICC)』だ。

従来のメーターパネルに代わるものとして開発されたディスプレイ式ライダー インフォメーション システムで、まず色彩と画面がとても鮮明で直射日光のもとでも変わることのない画面の見やすさに驚く。

そして自分のスマートフォンと接続すれば、ヘルメットに内蔵したヘッドセットで電話に出たり、音楽を聴いたりすることができる。

すでにKTM『1290スーパーアドベンチャー』に採用されており、記者も音楽を流しつつテストコースを走ってみた。

160km/h以上で走行しても音はいたってクリア。しばらくすると、ボッシュのスタッフから電話がかかってきたが、ノイズは一切なく言葉がはっきり聞き取れるし、こちらの声もしっかり伝えられるではないか。ディスプレイされるのは最低限の情報のみに切り替わり、走行のための注意を逸らさないようしてあるのもありがたい。

さらに使い勝手に優れると感心するのは、ハンドルに設置されたボタンで電話を切ることができるなどスマートフォンの操作をグリップを握ったままできる点。ポケットやタンクバッグなどに入れたスマートフォンを取り出し、グローブを脱ぐ必要がないのだ。


【独ボッシュ二輪技術説明会】
1. 前年比2割増しの売上高、20年までに10億ユーロに
3. バイクとクルマとインフラをネットワーク化すれば事故の1/3は防げる
4. 旋回中もフルブレーキが可能…MSCの高い安全性を実感
5. 不安だった坂道での停止&発進を解消…VHCの恩恵は大きい
6. 二輪車用ABS進化の歴史と量産がますます加速する今後協力:ボッシュ(技術説明会)

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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