【カーオーディオ・ユニット選びの極意】カーナビ周辺アイテム編 その3…ヘッドアップディスプレイ

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
三菱電機『DU-200HU』
三菱電機『DU-200HU』 全 1 枚 拡大写真

カーオーディオユニットの“選び方のコツ”を解説している当コーナー。現在は、中心的なアイテムから一旦離れ、「AV一体型ナビ」の周辺アイテムにフォーカスしている。今週は「ヘッドアップディスプレイ」について考察していく。

ナビのサブディスプレイとして重宝する「ヘッドアップディスプレイ」。ナビメーカー各社がさまざまなタイプを用意しているのだが、最新ナビに適合する「ヘッドアップディスプレイ」をラインナップしているのは現在、パナソニックと三菱電機の2社に限られている。

両社の「ヘッドアップディスプレイ」はともに、ダッシュボード上に置く“オンダッシュタイプ”である。これに対して、サンバイザーやルームミラーに設置する“オーバーヘッドタイプ”もあるのだが、より視線移動が少なくてすむのは、こちらの“オンダッシュタイプ”であろう。運転視界とナビ画面の真ん中あたりに存在することになるので、運転視界の上部にディスプレイを設置するものよりも、見やすさの点で利があるのだ。

さて、2社の中でリリースのタイミングが新しいのは、写真でもご紹介している三菱電機の『DU-200HU』だ。こちらは最新機種であるがゆえに、他にはない機能を携えている。それは、「赤信号の残時間表示」というものだ。最新の『ダイヤトーン サウンドナビ』と、“高度化光ビーコン”に対応するETC2.0車載器『EP-B016SRBW/EP-B016SRBD』と合わせて使うことが条件となるのだが、そうすることでこれが可能となる。

なお「ヘッドアップディスプレイ」は、実用面に加えて、使い心地にも魅力がある。高級車のような、そして未来のクルマに乗っているような使用感が得られるのだ。ナビの使い勝手をもう1ランク上げたいと思ったら、これを使う価値は高い。両社のAV一体型ナビの購入を検討する際には、「ヘッドアップディスプレイ」の追加も一考して損はない。

さて次週から当コーナーは、新章に突入する。乞うご期待。

【カーオーディオ・ユニット選びの極意】Section 09「カーナビ周辺アイテム編 その3 ヘッドアップディスプレイ」

《太田祥三》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ホンダ『シビック』、米国初のハイブリッドは200馬力…「タイプR」以外では最強
  2. 水平対向8気筒エンジン搭載バイクは世界唯一、中国長城汽車の「SOUO」ブランドが発表
  3. 6年ぶりビッグネーム復活!? 新開発のV12エンジンが搭載されるフラッグシップGTとは
  4. ジープの小型SUV『アベンジャー』、PHEVの「4xe」を間もなく発表へ
  5. トヨタ『シエンタ』対応の「車中泊キット」一般販売開始
  6. BMWが14車種の新型車を発売へ…『X3』や『1シリーズ』に新型 2024年
  7. KGモーターズ、超小型モビリティの車名を『mibot』と発表
  8. VWの小型ミニバン『キャディ』、改良新型を生産開始…5月末ドイツ発売へ
  9. “10年先を行く”究極のハイパフォーマンスホイール、レイズ『グラムライツ 57NR』の技術革新と魅力の全貌PR
  10. EVジェネシス、曲がる太陽電池を搭載した3輪車の実証実験開始
ランキングをもっと見る