【SUPER GT】F1王者ジェンソン・バトン、6月30日~7月1日の鈴鹿公式合同テストにも参加

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ジェンソン・バトンは6月30日~7月1日のSUPER GT鈴鹿公式合同テストにも参加する(写真は6~7日のテスト参加時)。
ジェンソン・バトンは6月30日~7月1日のSUPER GT鈴鹿公式合同テストにも参加する(写真は6~7日のテスト参加時)。 全 6 枚 拡大写真

16日、SUPER GTのGT500クラスにホンダ「NSX-GT」で参戦するチーム無限は、8月の第6戦鈴鹿1000kmで第3ドライバーとしてチームに加わる元F1王者ジェンソン・バトンが、6月30日~7月1日の鈴鹿公式合同テストにも参加することになったと発表した。

2009年F1世界チャンピオンで、F1レギュラー参戦からは昨季限りで退いているバトンだが、依然として彼はF1マクラーレン・ホンダのドライバーであり、今季もモナコGPにはF. アロンソの代打として出走。

また、その一方でバトンは他カテゴリーでのレース活動にも積極的な姿勢を見せており、今月上旬にはチーム無限からの鈴鹿1000kmスポット参戦が決定、6~7日には鈴鹿でのタイヤメーカーテスト(17台参加)にも参加している。

その時点では6月30日~7月1日の鈴鹿公式合同テストにはスケジュールの関係で参加できない見込みとなっていたが、バトン本人はレース本番に近い台数(40台以上)が揃う公式合同テストで、SUPER GTのキモともいえる他クラス(GT300クラス)との混走を本格的に経験しておきたい、との意向をにじませていた。

そしてスケジュールの調整をつけて、鈴鹿公式合同テスト参加が実現したかたちだ。バトンは「レギュラードライバー2人(武藤英紀 & 中嶋大祐)の時間をあまり奪いたくはない」との談話も前回テスト時に語っており、チームとしてはマシンの熟成とバトンの錬成を効率的にこなしていくことになるだろう。

いずれにしても、バトンの鈴鹿1000km参戦の本気度の高さがあらためて証明されたともいえる格好。チーム側も前回テストでバトンを本格的な戦力として見込めるメドが立った、だからこその動きでもあるはずだ。本番レースウイーク(8月26~27日)を含めて実に楽しみな展開となってきた。

なお、鈴鹿公式合同テストのエントリーリストには、やはり鈴鹿1000kmへのスポット参戦が決まっている小林可夢偉(LEXUS TEAM WedsSport BANDOH)の名前もある。注目度の高いテストになりそうだ。

《遠藤俊幸》

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