【EXPO 2017】シェフラー、E-ホイールドライブ発表…フォーミュラEの技術導入

エコカー EV
シェフラーのE-ホイールドライブ
シェフラーのE-ホイールドライブ 全 1 枚 拡大写真

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、シェフラーは6月13日、カザフスタンのアスタナで開幕した「EXPO 2017」において、「E-ホイールドライブ」を発表した。

シェフラーはE-ホイールドライブで、電動パワートレインを車両の車輪に組み込む方法を提示。ホイールハブドライブでは、電動モーター、パワーエレクトロニクス、ブレーキ、冷却システムなどのすべての必要なコンポーネントを、ホイールリム内に装着することを可能にした。

これにより、スペースを節約。将来のインテリアコンセプトなどのためのスペースを確保した。その他、機動性を高めたり、駐車を簡単にしたり、そして未来のモビリティに向けて、環境に優しいなどのメリットが生まれる。

シェフラーは、世界最高峰のEVレース、「フォーミュラE」を技術面でサポート。そのノウハウを、E-ホイールドライブをはじめ、新たなテクノロジーの開発に導入している。

シェフラーは、「電気モーターは、内燃機関よりもかなり小さく、複雑ではない。エンジンフードの下に、すべてのスペースが必要ではなくなった」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. トヨタ『GRヤリス』にモータースポーツ由来の空力パーツ採用!「エアロパフォーマンス」誕生
  4. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
  5. カスタムカーの祭典、愛知で初開催!「オートメッセ in 愛知 2025」7月26-27日
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る