シェフラー、米国フォートミル工場を拡張…3650万ドルを投資

自動車 ビジネス 海外マーケット
シェフラーのサウスカロライナ州フォートミルの事務所の開所式(左から)ユルゲン・トゥーマン氏、シェフラーAG CEO のクラウス・ローゼンフェルド氏、監査役会代表のゲオルク・F.W.シェフラー氏、サウスカロライナ州知事のヘンリー・マクマスター氏、監査役会副代表のマリア‐エリザベート・シェフラー‐トゥーマン氏、駐米ドイツ大使のペーター・ウィッティヒ博士、シェフラーアメリカ担当CEOのブルース・ウォームボルド氏
シェフラーのサウスカロライナ州フォートミルの事務所の開所式(左から)ユルゲン・トゥーマン氏、シェフラーAG CEO のクラウス・ローゼンフェルド氏、監査役会代表のゲオルク・F.W.シェフラー氏、サウスカロライナ州知事のヘンリー・マクマスター氏、監査役会副代表のマリア‐エリザベート・シェフラー‐トゥーマン氏、駐米ドイツ大使のペーター・ウィッティヒ博士、シェフラーアメリカ担当CEOのブルース・ウォームボルド氏 全 2 枚 拡大写真

独シェフラー社は、3650万米ドル(約40億円)を投資し米サウスカロライナ州フォートミル工場を拡大、105人の新規雇用を創出したと発表した。

シェフラーはサウスカロライナに拠点を置いて約50年。フォートミル工場に加えて、サウスカロライナ州スパータンバーグ、チェローでも工場を運営。合わせて8つの工場と3つの研究開発センターで約6000人を雇用している。

今回、フォートミル工場の生産面積を約3250平米拡大。8、9、10速オートマチックトランスミッションで使用されているスラスト軸受のプレス加工、熱処理、取り付け領域における能力を向上させた。同時にシェフラーの「New Work(新しい働き方)」計画の作業環境に適合した新社屋も開設。約6000平米のスペースに最新のオフィス、さらにはマルチメディア対応のカンファレンスセンター、社員用レストランを用意した。

6月7日に行われた開所式には、同族株主であるマリア‐エリザベート・シェフラー‐トゥーマン氏が、ゲオルク・F.W.シェフラー監査役会代表、クラウス・ローゼンフェルドCEOとともに出席。「米国は拠点として、私たち家族にとって常に重要です。50年もの間、シェフラーは設備投資を通じてサウスカロライナに大きく貢献してきました。成功の鍵は有能な従業員であり、そのことは米国でも同じです。私は、1980年から米国に導入されたシェフラーの研修生プログラムを誇りに思います」と挨拶した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』正式発表、2026年発売へ
  2. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  3. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. エブリイ&ハイゼットオーナー必見! 最新便利アイテムをレビュー[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る