スズキは6月20日、自動車リサイクル法に基づき、2016年度(2016年4月~2017年3月)の特定再資源化物品(自動車シュレッダーダスト:ASR、エアバッグ類、フロン類)に関する再資源化等実績を公表した。
2016年度の実績は、ASRの取引量は5万0600トン、取り扱った使用済み自動車は39万2998台だった。再資源化率は実績値97.7%となり、2015年度以降の法定基準値である70%を2008年度から継続して上回った。
エアバッグ類は、23万4442台から95万1445個を引取り、再資源化率は93.5%。法定基準値85%を上回った。フロン類の回収量は8万3816kg、取り扱った使用済み自動車は34万5239台だった。
再資源化に要した費用は総額27億7420万円、資金管理法人から払い渡しを受けた預託金は32億4673万円で、収支は4億7253万円の黒字となった。