ロータス、スポーツカーの車種拡大へ…中国吉利のトップが明言

自動車 ビジネス 企業動向
ロータス エヴォーラ スポーツ410
ロータス エヴォーラ スポーツ410 全 3 枚 拡大写真

英国の名門スポーツカーメーカー、ロータスカーズ。中国の自動車メーカーの傘下入りが決まったロータスカーズが、車種ラインナップの拡大に乗り出すことが分かった。

これは6月24日、ロータスカーズを買収し、新たな親会社となった中国の浙江吉利控股集団(以下、吉利)が明らかにしたもの。吉利の李書福 会長は、「ロータスカーズのために、新型車の投入を増やし、生産規模を拡大していく」と発表している。

吉利といえば2010年、スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズを買収して、一躍その名を世界に知らしめた。ボルボカーズに続いて、今度は英国の名門スポーツカー、ロータスカーズも傘下に収め、世界市場における存在感を強める方針。

現在のロータスカーズの車種ラインナップは、『エリーゼ』、『エキシージ』、『エヴォーラ』が、基本3車種。吉利は2020年までに、グループ全体の生産・販売を年間300万台へ引き上げる計画。ロータスカーズも、この計画に組み込まれる。

吉利は、「ロータスカーズの技術革新能力と市場競争力を強化し続け、そして長期的に、持続可能な発展と復活を推進していく」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る