キャデラック世界販売27%増、中国は75%増 2017年上半期

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キャデラックXT5
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米国の自動車最大手、GMの高級車ブランド、キャデラックは7月7日、2017年上半期(1~6月)の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は16万4174台。前年同期比は27.1%増と、2桁増を達成している。

上半期のキャデラックの最量販市場は中国。上半期の中国実績は、8万0357台。前年同期比は75.4%増と大きく伸びた。

中国に次ぐ市場は米国。ただし、米国は上半期、7万2073台にとどまった。前年同期比は1.6%減と、前年実績を割り込む。以下、カナダや中東、欧州など他の世界市場が1万1744台。前年同期比は16%増だった。

上半期の車種別実績では、『SRXクロスオーバー』後継車の『XT5』が、前年同期比62.2%増と好調。上半期は6万5250台を売り上げ、ブランド最量販モデルに。2016年初頭の発売以来、販売が好調に推移している。また、小型スポーツセダン&クーペの『ATS』は、3万4277台を販売。最上級セダンの『CT6』は40.4%増、『エスカレード』は11.1%増と伸びる。

キャデラックの2016年世界新車販売は、1986年以降では過去最高の30万8692台。前年比は11.1%増と、2桁増を達成した。キャデラックのヨハン・ダ・ネイシン社長は、「米国市場ではセダン離れが起きているが、キャデラックは世界で成長を続けている」と述べている。

《森脇稔》

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