テスラのライバル、1000馬力のEV ルーシッド…最高速378km/hを記録

エコカー EV
ルーシッド・エア
ルーシッド・エア 全 7 枚 拡大写真

米国シリコンバレーに本拠を置くEVベンチャー企業、ルーシッドモーターズは7月10日、EVの『ルーシッド・エア』(Lucid Air)が最高速計測を行い、378km/hの最高速を記録した、と発表した。

今回、最高速計測を行ったのは、ルーシッド・エアの「ローンチエディション」。モーターは、最大出力1000hpと非常に強力。1回の充電で、最高500km以上を走行できる実用性も備えている。

また、自動運転に対応するハードウェアも搭載。米国でのベース価格は10万ドル(約1140万円)以上という高級スポーツEVとなる。ルーシッドモーターズは、同じく米国のファラデーフューチャー社とともに、テスラのライバルになり得る存在といわれる。

今回ルーシッドモーターズは、オハイオ州の交通研究センター(TRC)に、ルーシッド・エアの「アルファ」と呼ばれるプロトタイプを持ち込み、スピードリミッターを解除して、最高速を計測した。

その結果、378km/hの最高速を記録。同社は、「ルーシッド エアは妥協のないEVであり、驚異的なパフォーマンスとダイナミクスを提供しながら、贅沢な体験のために素晴らしい空間と快適さを実現した。今回のテスト結果が、その証拠になる」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
  5. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る