【アウディサミット】新モビリティサービス、2020年までに世界15市場へ

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アウディ・オン・デマンドのイメージ
アウディ・オン・デマンドのイメージ 全 2 枚 拡大写真

アウディは7月11日、スペイン・バルセロナで開催した「アウディサミット」において、新たなモビリティサービス、「アウディ・オン・デマンド」を発表した。

アウディ・オン・デマンドは、プレミアムなモビリティサービス。都市部を中心に、シェアリングエコノミーという世界的なトレンドと相まって、車両を利用する新たな方法やその関連ビジネスが開発されてきた。これらのビジネスは、将来的な成長が見込まれている。アウディは、この分野において、革新的なプレミアムモビリティを提供する方針。アウディサミットにおいては、最新モデルを時間や場所を問わず柔軟に使用するためのソリューションを提案している。

アウディ・オン・デマンドは、個人とビジネス顧客の両方に訴求することが目標。「アウディ・セレクト」を使用することで、全額込みの料金で1年に最大3つの異なるモデルに乗ることができる。アウディ・オン・デマンドは、時間単位の請求により、特定モデルのレンタルを保証するプレミアムなモビリティサービスとなる。

将来的に、これらのサービスはすべて統合され、アウディ・オン・デマンドと呼ばれる製品ブランドの下で提供される予定。各サービスの中核的なコンセプトとなっているのは、柔軟性を求める顧客の希望を満たして、より多くの時間を創出すると同時に、プレミアムなドライブ体験を提供すること。

アウディ・オン・デマンドは間もなく、中国で利用できるようになる見通し。アウディは、米国や欧州でも同様のサービスを行う予定。アウディは、「2020年までに世界中の15の市場に、プレミアムなモビリティサービスを提供していく」と説明している。

《森脇稔》

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