東京都心を佐藤琢磨がカートでパパパァーン!! スポーツは入口が大事

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東京都心を佐藤琢磨がカートでパパパァーン!! スポーツは入口が大事
東京都心を佐藤琢磨がカートでパパパァーン!! スポーツは入口が大事 全 9 枚 拡大写真

インディ500ウィナー、佐藤琢磨が東京都心のビルの谷間にエキゾーストを響かせた。参加型スポーツイベント「MARUNOUCHI SPORTS FES 2017」が3日、丸の内地区で開幕した。オープニングセレモニーには佐藤らアスリートが登場、佐藤はカートでデモ走行も行なった。

ゲストで登場したのはスポーツ庁の鈴木大地長官、陸上競技の福島千里選手、そしてレーシングドライバーの佐藤。司会はフリーランスアナウンサーの加藤綾子だ。

鈴木長官は「働き盛り世代がスポーツしていないのでこれを増やしたい。スポーツは入口が大事。日常生活の合間あいまでスポーツしましょう。たとえばビルの上階にあるオフィスまで階段を使うとか、環境を使ってスポーツができます」とあいさつ、都心でスポーツイベントを開催する意義を説明した。

インディ500で優勝した佐藤選手は「夢はひとつかなうとまたあたらしい夢ができる。ついにインディ500で優勝できました。継続して夢を見続けられるのがスポーツの良さです」と語る。

メイン会場の丸の内会場(丸の内仲通り)では、ビジネスやスポーツに不可欠な「集中力」をテーマに野球、サッカーなど5種類の競技にチャレンジするコーナーや、背筋力や垂直跳びなど基礎体力の測定コーナーを設置する。

ゲストもそれぞれ競技に挑戦、佐藤はかつてやっていた自転車のスピードにチャレンジ、最高速44.9km/hを記録した。「クリップペダルではなかったので踏み外してしまいましたが、楽しかったです」と感想を述べた。ちなみに取材後、記者も野球の球速計測にチャレンジ、58km/hを記録した。なお去年の男子丸の内記録は131km/hだ。

丸の内オアゾOO広場(おおひろば)では、スポーツにまつわる新聞や書籍や、アスリートの語録を集めたパネルコーナーで「読んで」スポーツに触れることができ、新丸ビル3階ではアスリートが実際に使用したグッズなどを見ることができる。

あわせて丸の内エリアの飲食店舗では、“CHARGE”、“BURN”、“COOLDOWN”の3つをテーマにしたグルメフェア「丸の内POWER FOOD」を開催する。

オープニングセレモニーに続いて佐藤は丸の内仲通りでカートをデモ走行。佐藤は子供向けカート教室を主催しており、今回のフェスでも佐藤自身の指導はないものの、12日に子供向けのカート体験がある。

デモ走行では佐藤のほか、オープニングセレモニーにも参加した陸上競技の福島選手も運転、カートは初めてだそうで、たしかに機械を使って走るのは勝手が違うようだった。デモ走行には将来が楽しみな子どもドライバーやSNSのインフルエンサーも参加。佐藤の先導で走ったが、佐藤にテールtoノーズで迫る人もいた。

佐藤の単独デモ走行では、さすがに華麗な走りを見せてくれた。スラロームを、パイロンを舐めながらも綺麗にクリア、最終コーナーでは丸の内仲通りの石畳の上を豪快かつ正確にカートをドリフトさせた。

MARUNOUCHI SPORTS FES 2017は8月3~17日の期間で開催、体験や展示見学は無料。

《高木啓》

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