京急電鉄「屋根なしバス」三浦半島で運行…「赤い電車」モチーフ

鉄道 企業動向
京急「KEIKYU OPEN TOP BUS」。秋から三浦半島で運行される。
京急「KEIKYU OPEN TOP BUS」。秋から三浦半島で運行される。 全 5 枚 拡大写真

京浜急行電鉄(京急電鉄)は8月21日、2階建てオープントップバス「KEIKYU OPEN TOP BUS」を三浦半島(神奈川県)で運行すると発表した。京急電鉄の鉄道路線で運用されている電車をモチーフにデザイン。今秋から運行を開始する。

2階建てオープントップバスは、2階席の屋根を省略したバス。屋根を設けないことで開放的な空間とし、「約3.5mの高さから雄大な空や海、大根畑など三浦半島ならではの美しい景色」を見晴らすことができるという。

車体は2100形電車のイメージでデザインされた。赤と白の2色塗装をベースにまとめており、前面には京急のマスコットキャラクター「けいきゅん」の顔を大きく描いている。

2階席の床や壁、座席なども2100形にあわせた色でデザイン。1階席の座席は2100形で実際に使用されているクロスシートの生地を使っている。ナンバープレートはラグビーワールドカップ(2019年開催予定)の記念ナンバープレートのデザインを採用。番号は2100形にちなんで「21-00」とした。

運行計画の詳細は9月下旬頃に発表される予定。京急電鉄は「『KEIKYU OPEN TOP BUS』の運行を通して、更なる三浦半島の魅力を発信してまいります」としている。

《草町義和》

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